【祝】新1万円札採用&2021年大河ドラマ『青天を衝け』主人公に決定! 渋沢栄一関連スポット特集

「日本の資本主義の父」と呼ばれる郷土の偉人・渋沢栄一翁が新一万円札に採用、そして2021年の大河ドラマ主人公に決定いたしました!
今話題の渋沢栄一翁にまつわる関連スポットをご紹介いたします!(編集:ふでばこ)

  • 更新日:2021/02/16
  • 公開日:2019/06/03
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渋沢栄一記念館

渋沢栄一記念館

 平成7年11月11日、渋沢栄一翁の祥月命日に開館した渋沢栄一記念館。館内の資料室には栄一翁の書や写真、肉声テープなど、様々な資料が展示されています。時間が合えば職員さんにガイドしてもらいながらの見学も可能です。
 記念館の北側には論語を手にした栄一翁の銅像が建てられています。天気が良い日には赤城の山々がきれいに望めますので、ぜひ栄一翁と一緒に眺めてみませんか?

 また記念課の裏手には青淵公園が整備されています。遊具と芝生のある広い園内で遊んだり、冬には美しいイルミネーションを見ることができますので、ご家族やカップルでぜひ。

渋沢栄一記念館

住所 〒366-0002 深谷市下手計1204
電話番号 048-587-1100
開館時間

09:00~17:00

休館日

年末年始、臨時清掃時(HPか直接お問い合わせでお尋ねください)

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旧渋沢邸「中の家」【県指定旧跡・市指定史跡】

旧渋沢邸「中の家」【県指定旧跡・市指定史跡】

 栄一翁は天保11年(1840年)に、武蔵国榛沢郡血洗島(現在の深谷市血洗島)の農家に生まれました。
 現在の建物は明治28年に栄一翁の妹夫妻によって再建されたものです。多忙な栄一翁が帰郷の際には頻繁に立ち寄り、寝泊まりしました。
 昭和58年より栄一翁の意志を受け継いだ「学校法人青淵塾渋沢国際学園」の学校施設として使用され、多くの外国人留学生がここで学んでいました。平成12年にその役目を終え、深谷市に帰属しました。

 重厚な門をくぐると見えてくる大きく立派なお屋敷と静かな美しさのある庭園。ボランティアの方にガイドもしていただけるので、その当時の渋沢栄一、そして渋沢家を肌で感じることができます。

旧渋沢邸「中の家」

住所 〒366-0006 深谷市血洗島247-1
電話番号 048-587-1100
開館時間

09:00~17:00

最終入場 16:30

休館日

年末年始

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誠之堂 【国指定重要文化財】

誠之堂

 誠之堂は大正5年(1916)に渋沢栄一翁の喜寿(77歳)を祝い、当時の第一銀行の行員たちの出資により建てられたものです。
 平成11年、清風亭とともに東京都世田谷区から深谷市に移築され、平成15年5月30日には、国の重要文化財に指定されています。
 ステンドグラスや積まれた煉瓦が色とりどりな模様を作り出している壁など、誠之堂には多彩な技法やデザインが用いられており、小建築ながら大正建築らしい美術工芸的な建物と評価されています。

 西洋の田舎の家をイメージし設計されたという誠之堂。温かみのあるこじんまりとした佇まいの中には、様々な巧みな技術・芸術が隠されています。空いていればガイドの方が説明もしてくださるので、誠之堂に託された想いをより深く感じることができます。

誠之堂・清風亭

住所 〒366-0837 深谷市起会110-1
電話番号 048-577-4501
開館時間

09:00~17:00

休館日

年末年始(12月29日〜1月3日)

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清風亭 【県指定有形文化財】

清風亭

 清風亭は大正15年(1926)に、渋沢栄一翁の後継者で当時第一銀行頭取であった佐々木勇之助の古希(70歳)を記念して建てられました。
 平成11年に、誠之堂とともに東京都世田谷区から深谷市に移築され、平成16年3月23日に埼玉県指定有形文化財に指定されました。
 建設当時流行していた、スペイン風の様式です。

 誠之堂とともに大寄公民館の敷地内にあり、ガイドもしていただけます。テラスに面した広間は明るく陽気でありながらも品が良く、その時代の雰囲気が感じられます。

誠之堂・清風亭

住所 〒366-0837 深谷市起会110-1
電話番号 048-577-4501
開館時間

09:00~17:00

休館日

年末年始(12月29日〜1月3日)

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日本煉瓦製造株式会社 旧煉瓦製造施設【国指定重要文化財】

旧煉瓦製造施設

 渋沢栄一翁らによって設立された「日本煉瓦製造株式会社」の施設、「ホフマン輪窯6号窯」「旧事務所」「旧変電室」が残されています。この地で製造された煉瓦は、東京駅丸ノ内本屋や旧東宮御所(現迎賓館赤坂離宮)などに使用されており、日本の近代化に大きく寄与しました。平成9年5月、上記3つの施設と合わせ、専用線であった「備前渠鉄橋」が国重要文化財に指定されました。
 旧事務所内は資料館にもなっており、煉瓦工場とその周辺を表したジオラマやその当時使われていた道具などを見ることができます。

 かつての煉瓦工場一帯を再現したジオラマでは、その敷地面積の広さと詳細さに驚かされます。使い古された道具なども見学でき、煉瓦工場に関わっていた人々の生活の様子がわかります。

※「ホフマン輪窯6号窯」は現在保存修理工事中のため、見学できません。

日本煉瓦製造株式会社 旧煉瓦製造施設

住所 〒366-0029 深谷市上敷免28-10
電話番号 048-577-4501
開館時間

09:00~16:00

土・日曜日のみ開館。

休館日

月、火、水、木、金曜日

通常は、土・日曜日のみ開館。
【12月29日〜1月3日】休館

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プレートガーダー橋

プレートガーダー橋

 明治28年(1895)、日本煉瓦製造株式会社から深谷駅まで製造した煉瓦を輸送するために福川に架けられました。ポーナル型プレートガーダー橋としては現存する日本最古のものです。ポーナル型とは、横川軽井沢間にある煉瓦アーチ橋(重要文化財)を設計したイギリス人チャールズ・アセトン・W・ポーナルが考案した定規にしたがって設計されたことに由来しています。

 かつて貨物専用線だった場所は、現在「あかね通り」という遊歩道へと変わり、人々の散歩スポットとなっています。近くには公園や休憩スポットも多いので、ぜひゆっくりしていってください。

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アクセス

渋沢栄一記念館や関連スポットへのアクセス方法はコチラ↓↓↓

●電車をご利用の方
・バス:JR高崎線「深谷駅」北口より、深谷市コミュニティバス・くるりん北部定期便にて約30分
    「渋沢栄一記念館」バス停下車すぐ
・タクシー:JR高崎線「深谷駅」「岡部駅」よりそれぞれ約16分

●車をご利用の方
・関越自動車道:「花園IC」より約40分 / 「本庄児玉IC」より約30分
・北関東自動車道「太田藪塚IC」より約40分


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おわりに

新1万円札の肖像に採用され、さらには2021年大河ドラマ『青天を衝け』にて主人公に選ばれた渋沢栄一翁。
深谷市や周辺の地域には栄一翁にまつわるスポットがまだまだあります!
栄一翁の好物であった煮ぼうとうや、翁が浮かび上がるカフェラテ、その他お菓子や文房具類、グッズなど、渋沢栄一翁に関するお店もたくさんあります。
ぜひ散策して、渋沢栄一翁の生き方・考え方を感じてみてください! クチコミもお待ちしております♪
それではまた。
(編集部:ふでばこ)

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